2015年5月28日木曜日

愛鷹山 越前岳

急に今日しかないってことで、静岡まで出張って気分で出かけました。愛鷹連峰でいいのかな?
時間があったので、甲府盆地を抜ける御坂越えはわざと旧道を通りました。そしたらいきなり現れたリニアの実験線。新旧どころの感覚じゃありません!


御坂を越えて、東富士五湖道路から御殿場に入ると、自衛隊の皆さんが活動中。公道をこんなのが走っていると、ちょっとびっくりするのはおいらだけではないでしょう・・・


東富士演習場を突っ切ります。


大沢、山神社登山口

緩やかに始まるコースではありますが、やや単調な感じの登山道。急登もあり。


避難小屋


鋸岳は名前通りにジグザグです。


お札になった(50銭紙幣)富士山を撮った場所。岡田紅陽撮影


山頂


マイズルソウ満開


呼子岳山頂


ついこないだ花が咲いたかと思っていたのに、もうこんなに立派な実をつけているブナ。アシタカブナという表現でした。


やっぱ富士山が見えると勇気をもらえます。


割石峠のギャップ


下山道。沢地形を下ります。結構長い下り。


イワタバコがきれいでした!


大杉。枝の張りっぷりがすごかったです。


大沢を渡ると林道


帰りに寄った、富士山資料館


小御岳火山20年前、古富士火山8万年前、新富士火山1万年前。ここが大事でしょう。


須山口として大事な古地図。江戸時代のものを昭和初期に書き写したということでした。


愛鷹山群の最高峰、越前岳に登った今日でした。



2015年5月27日水曜日

笠取山フィールダー

一人で山の中で泊まる・・・
そんなテーマの雑誌フィールダーの取材の昨日。なんだか与えられた時間が半日だけだということで、すったもんだしたアプローチでした。待ち合わせの塩山駅で発見したタイムテーブル。大弛峠まで地元の栄和観光がバスを出しているんですね。初めて知りました。


標高1500m近い国道411号線の柳沢峠にもバスが来ている。一日に2本。


峠のトイレ脇をちょっと覗いたら、レンゲツツジなうです。山梨だと標高1600m前後が群生地です。レンゲツツジのことです。大きな花弁が立派です。


柳沢峠の馬頭観音 


一ノ瀬高橋が登山口の一つ。たとえで、日本のチベット!?と言われる場所はいくつかある山梨県ですが、ここもその一つ。


山梨なのに、東京都の水源林なので東京都が、すこぶる整備している森です。


弱々しい鹿に会いました。


水は豊富です。

沢筋にはクリンソウが開花準備をしていました。


小屋明け前の笠取小屋


これは普段使っているアライテントのツエルトです。2、3人様です。これを3分以内に張るというのがガイド協会のテーマです。


フィールダーさんのねらいは、コンパクト、軽量、サバイバルって感じでしょうか。どんな道具で、どんな自然環境の中で、どれだけ活動できるかというための、予備知識だったり、シュミレーションだったり。


ヘリテイジさんにご協力いただいて、いくつかのアイテムを試しました。ストックシェルターという商品名のツエルト?


決して広くはありません、でもペグ2本とトレッキングポール2本があれば自立したシェルターになります。こんなの初めて見ました・・・わずか300グラムしかないので、一人に一つでもいいかも?と思いました。


これは、昔からの定番、エスパースのソロテントです。編集者にご理解いただくためにあえて立てました。なんだかんだ言ってもテントの方が快適です。


奥、右側に見えるのが笠取山。


雑誌の取材ってこんな感じです。やぶ山三ちゃんの装備の撮影です。


奥秩父は樹林帯の中というイメージが強いけど、ここはかなり開放的な草原です。


笠取小屋の水場


とても時間がなく、なんだろう?テントではない泊まり方、という感じだったんだろうか?
まぁ、最低限の装備と、水があれば、もういっちょう食料も、そんでいくらでも山の中にいられると思います。


2015年5月24日日曜日

白根南嶺

4日間山に入っていました。日本百名山とか、アルパインとか、そういった多くの人が理解しやすい山ではありません。登山道も山小屋もないエリアに、テントと食料を自分で担ぎ上げて、山とガッツリ対峙するような山です。無事下山の今は、思わず山の神に感謝します!と行った山です。

ギンリョウソウ


ヤマツツジ
こいつは食べれます。山の民の子供は、おしべめしべ花粉を取り除いてムシャムシャ!


ミツバツツジのつぼみ。標高が高いとこれからなんです。


ミツバツツジの名前の由来は、この葉っぱ。みっつでしょ!


さてこいつらがよくわかりません・・・イワカガミです。


バイカオウレン


どアップ、バイカオウレン


イワカガミ、コイワカガミ。 


こんなにかわいいカラマツの実生の若葉。 


ブナ大明神!みたいな存在。 


もう一回、ヤマツツジ。


ベニドウダンツツジ


沢じゃないのに、健気に生えていたイワタバコ


おもろい枯れ木


3泊4日で、道もない、小屋もない山に入っていました。予想通り手ごわい山でしたが、山の神様は時々優しく微笑みかけてくれました。そんな気持ちを分かっていただきたく、お花だけをアップしてみました。