2017年7月8日土曜日

霧ヶ峰の花

霧ヶ峰で出会えた花々、忘れないようブログ記事にしときます。
まずはバイカウツギ 梅花空木 花の形が梅の花に似ているということです。写真ではイマイチわかりませんが。


ニシキウツギ 二色空木 花の色が赤と白の二色ということでしょう。


ヤマハタザオ 山旗竿 まっすぐ伸びた茎が旗を掲げる竿のようだから。ヨモギの葉っぱを撮ったような写真ですが、中央やや左の真っすぐ伸びている植物のことです。


オオカサモチ 大傘持 小さな白い花が全体では大きく傘を連想させます。


グンナイフウロ 郡内風露 グンナイは郡内で、富士山の北の富士吉田から大月、上野原エリアのことを郡内地方と呼びます。その郡内地方の三ツ峠でネーミングされた花です。


ヤマドリゼンマイ 山鳥薇 山取りとも、単に山で取れるという意味か。


スズランは葉っぱだけ。それにしても山菜の行者ニンニクそっくりです。


ササバギンラン 笹葉銀蘭 葉っぱが細長く笹の葉に似ているから笹葉。


クリンソウ 九輪草 花の咲き方が五重塔の屋根の先端に付いている「九輪(くりん)」に似ているというところから。御射山神社の木陰に咲いていました。


オドリコソウ 踊子草 花の形が笠をかぶった踊子に似ているところからの命名。


コバイケイソウ 小梅蕙草 それぞれの小さな花が梅の花に似ていて、葉が蕙蘭けいらんに似ているからという命名。有毒です。


シロスミレ 白菫 群落は作らずに一株づつ離れて咲いていました。


ネバリノギラン 粘芒蘭 地味ですがたくさんありました。とくに車山への登山道の周り。粘りという名前のごとく触るとネバネバしています。芒のぎとは、イネやムギの実の先から出ている長い剛毛状の突起だそうです。


うまく撮れませんでしたが花です。


レンゲツツジが奇麗でした。


広い高原を歩く、なだらかな起伏をたくさんの花々を見ながら歩く。まさに高原逍遥です。


タカトウダイ 高燈台 灯台ではなく燈台です。いくつもついている花の下が細長く葉から伸びている様子が、燈明台(とうみょうだい)に似ているという命名です。


アカギキンポウゲ 赤城金鳳花 キンポウゲ科の花はたくさんあります。黄色だけでも何が何だかという僕のレベル。ウマノアシガタ(キンポウゲ) の変種で、以前はウマノアシガタとされてましたが、1955年赤城山で発見されたものが別種として命名。茎や葉柄に生える毛が下向きに寝ていることでアカギキンポウゲとウマノアシガタは識別されるそうです。


アマドコロ 甘野老 甘い野老ということで、地下茎が「野老(ところ、ヤマイモの一種)」に似ていて、野老ところは苦いのにアマドコロは甘いので「甘い野老」から「甘野老」。若芽はゆでて食べられる山菜です。


ニッコウキスゲ 日光黄菅 ユリ科の多年草。咲き始めたばかりという感じでした。


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