2017年2月28日火曜日

河津桜

河津町は東伊豆の山間の小さな町です。何といってもいち早く咲く河津桜で有名で、最近では約8000人の人口の町に、桜祭りの一ヶ月の期間中200万人も訪れるという日本でも有数の桜の名所です。百聞は一見に如かず、どんなんだろうと見物してきました。


峰温泉大噴湯公園の大噴湯。


大正時代に採掘された源泉が公園になってます。大正時代当時、地響きを立てて噴き出た熱泉は50メートルも噴き上がったそうです。現在は周りへの影響を考え噴き上げの時間も量も絞っているそうですが、勢いは衰えてないそうで、噴き上げ口を絞らない限りいつでも100℃の温泉が地上約30メートルに達してしまうそうです。


河津桜原木。
河津桜 「昭和30年(1955年)に飯田勝美が静岡県賀茂郡河津町田中で原木を偶然発見したことが由来である。当初、発見者の飯田氏の屋号から「小峰桜」と地元で言われてきたが、その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の園芸品種であると判明し、昭和49年(1974年)に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年に河津町の木に指定された。現在も原木はこの地に存在する。2017年現在で樹齢60~70年である。また、昭和42年(1968年)頃からこのサクラが増殖されるようになった。」wiki


河津桜は一般的な桜のソメイヨシノより花が大きく色がはっきりしたピンクなので、かなり目立ちます。2月上旬のまだ寒い冬の時期から咲き始め、約一ヶ月も楽しめる桜です。


今年はいつもの年より、二週間ぐらい早い咲き始めだと地元の方が教えてくれました。河津桜の原木ももう盛りを過ぎています。


河津桜を中心に、伊豆急行線の河津駅からだいたい2㎞ぐらいに見所がまとまっているので、ぶらぶら歩いてちょうどいい感じです。ここもぜひ訪れたい来宮きのみや神社。


来宮きのみや神社の大楠、クスノキの大木です。推定樹齢は1000年以上と言われています。来宮様きのみやさまの大クスと呼ばれるらしいです。


河津川沿いの河津桜の並木。


菜の花とのコンビネーションも、主役の桜が散り始めなのでイマイチでした。


ちょっと高台から撮ってみましたが、やはり空が曇りがちなのと、河津桜のピークが過ぎているのでイマイチでした。


無料駐車場はありません。なので、込み合う前に空いた駐車場に車を停めた方が時間を有効に使えます。残念なことに従来の500円から700円に値上がりした駐車代。


北の方角を見たら三筋山の稜線の風力発電の風車が見えました。河津町と東伊豆町を分ける尾根です。


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