2017年1月30日月曜日

伊予ヶ岳

伊予ヶ岳、標高336.6m。標高が低い山ばかりの房総ですが、珍しく岩峰で千葉県内で唯一山名に「岳たけ」がつく伊予ヶ岳です。富山三山(とみやまさんざん)と言われる山のひとつです。富山とみさんから移動して、県道258号線から見えた伊予ヶ岳の尖がりです。


登山口の平群(へぐり)天神社鳥居。クスノキの大木と被っていますが、奥に伊予ヶ岳南峰が見えています。


狛犬と伊予ヶ岳南峰。右側にトイレと駐車場があります。無料です。


山名の由来が書いてありました。伊予国(愛媛県)の四国の最高峰、石鎚山に山容が似ていることから伊予ヶ岳の名前がついたといわれています。それにしても、写真もない時代に四国の山に似ているなんてよくわかったものです。今の僕らよりもずっと鋭い感性があったのでしょう。


伊予ヶ岳もよく整備された山です。


展望台でひと休み。房総の山はなだらかな山が多いというサイトもありますが、僕にはそう思えませんでした。いちばん高い山の愛宕山で408mと標高こそ低いのですが、里山独特の急峻な地形が多いという印象です。その最たるルートが伊予ヶ岳山頂直下です。展望台からすぐに始まる急登です。


標高差約50mの山頂直下は急峻でロープが設置されています。


スタンスもたくさんある岩場なので、慣れた人だとなんということもありませんが、登山者も多いと登る人下る人、すれ違いは要注意です。


ここがいちばん微妙な感じでした。ロープの設置場所がイマイチでした。同じルートを下るので、帰りはロープを出しました。


伊予ヶ岳南峰。割りと広い山頂です。


鳥のくちばしの先のような山頂の岩場、しっかりチェーンで囲われていて安心です。直前に登った富山とみさんの山容が意外に立派でした。正面の双耳峰です。


伊予ヶ岳北峰から眺めた南峰です。東を見ているので遠くは太平洋です。肉眼ではわかりました。


伊予ヶ岳北峰の二等三角点。富山の向こうは相模灘です。


富山三山とみやまさんざんの残り、御殿山は真ん中の尖がったピーク。今回は時間切れで三山制覇は叶いませんでした。


梅がきれいに咲いていました。


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