2017年1月13日金曜日

黒百合平

カメラを持っていくのを忘れた日でした。仕方がないのでスマートフォンでとったものをアップします。北八ヶ岳の唐沢鉱泉がスタートの朝。1月8日の夕方からの降雪で唐沢鉱泉までの林道、タイヤチェーンを付けないと車が登らないかも?と、韮崎を早めに出発した朝でした。それは杞憂で、後輪駆動の僕の車でも問題なく唐沢鉱泉への林道をこなせたのでした。唐沢鉱泉に着いてすぐの東の空は、少しピンクに染まりました。


ピークハントにはこだわらず、雪山での基本技術、歩き方やピッケルの使い方、アイゼンワークを中心にというリクエスト。おのずとまずは地図読みとなった日でした。地形と地形図を照らしながら黒百合平に向かいました。途中2ヶ所、地形図上の徒歩線(登山道です)が実際と違うということが確認できた地図読みでした。尾根をまたぎ、沢地形に入り、それを繰り返して暖傾斜の地形の中に等高線が閉じた小ピークを見つけるという中身の濃い地図読みでした。その後渋の湯からの登山道と合流です。渋の湯方面の地形が特徴的なので、進行方向とは違うのですが確認しました。唐沢鉱泉と渋の湯の合流点の渋の湯側の登山道は特徴的なんです。


黒百合平手前で見えた青空。やたら使われる言葉‘八ヶ岳ブルー’です。


黒百合ヒュッテを通り過ぎて中山峠です。風が強くなりました。写真の粒粒は風に飛ばされた雪です。


東天狗に向かい登山道。吹きさらしがの場所が2ヶ所はあります。写真は左東天狗、右が西天狗。


東天狗に登る急傾斜の斜面です。左に雪庇が出来るところ。この手前のダケカンバの樹林帯でツエルトを張ってお昼にしました。ツエルトの中は強風とは無縁で、寒い中でも別世界。


強風の中での行動を体験していただいて下山しました。強風がいかに行動を妨げるかということが実感出来たと思います。実際の気温以上に、風による体感温度の低下ということです。強風の中でバランスを崩したら滑落です。止まることは難しいでしょう。滑落しない歩き方が大事です。


黒百合ヒュッテに戻ってきました。樹林帯の中は強風に翻弄されることが少ないです。


通年営業の黒百合ヒュッテ。寒い雪山ではとても有り難い存在です。今回は唐沢鉱泉から中山峠のピストンとなりましたが、雪山を始める人にとって渋の湯~黒百合ヒュッテ~天狗岳のコースは、日本でも有数のコースでしょう。危険が少ない天狗岳までのピストンはおすすめです。


黒百合ヒュッテ横の急斜面を何度も登ったり下ったり、右足左足交互に体重移動を意識しての練習をしました。


こんな斜面です。天気予報通りに雪雲がかかってきた午後2時過ぎ。


前日までの降雪でラッセルもあるかも?と思っていましたが、トレースはばっちりついていました。


唐沢鉱泉に下ってきました。林道わきの鉱泉の源泉。白っぽいのは湯の花だそうです。


源泉の上にある小さな石祠。樹皮が剥かれた丸太が4本立っています。御柱です。去年は諏訪大社の御柱祭りが行われた年。諏訪大社の御柱祭りが終わると、今度は各地域の神社で御柱祭り=小宮祭りが行われるそうです。小宮と呼ばれるのは諏訪地方の6市町村(岡谷市・諏訪市・茅野市・下諏訪町・富士見町・原村)に点在する大小様々な神社。諏訪大社につながる神社だけでなく、諏訪の神々とは全く無縁の氏神から八幡社や稲荷社、各地区の産土神、道祖神、個人の屋敷神にいたるまで、それぞれに御柱が建てられます。さしずめ一番小さな御柱ということでしょうか。


下山して八ヶ岳の裾野を車で走りながら、夕日に照らされた北八つの山々がきれいでした。


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