2016年12月7日水曜日

黒法師岳

金谷での旧東海道歩きから 日帰りで山梨に帰るのもなんかもったない気分がしたので、どっかに登って帰ることにしました。静岡と言えば富士山と南アルプス。高い山に登るにはしっかり準備しないともう無理なので、標高が低めなら冬山装備は必要ないだろうと南アルプス深南部。無事下山した後も山梨までのロングドライブが待っているので、半日でこなせる深南部の盟主「黒法師岳くろぼうしだけ」に決定。戸中川林道ゲートに着いた時は真っ暗。カモシカ、アナグマ、テン、シカが横切った真っ暗な林道はちょっと怖かったです。


どこから行くにしても遠いエリアです。正直気が遠くなる感じ・・・広大な深南部というエリア。黒法師岳だけを考えた場合のアプローチは、今回の戸中川とちゅうがわ林道のゲートか、大井川の寸又峡から入山して縦走する、のどちらかということになります。
無理をせず夜明けごろに出発。林道から見えた黒法師岳のシルエット。


ピンボケですがシブロク歩道という道の入り口。ネットで見た時どんな風にルートがつけられているのかよくわからなかったルートです。


ゲートからの林道歩き、距離がだいたい0.5km毎に示されていました。シブロク歩道入り口までは4.5km一時間くらいです。この地点の標高約900m


結構しっかり整備された道です。


標高約1100mくらいのわさび田の跡。ここまで道はほぼ沢の左岸についていました。狭かった沢が広がりを見せて左右に分かれます。わさび田の石積みが見事でした。小屋も使えます。


右の尾根に取りついても相変わらず整備された道。ほぼ道の片側が丸太で土留めされていました。道が崩れないようにです。しかも部材はすべて現地調達。丸太を留めるために打たれた杭も丸太を割って作られたものでした。


標高約1330m地点の小屋。この小屋も快適に泊まれます。


整備された道は小屋の上まででおしまい。やはり林業関係で山に入る人のための整備された道でした。そこから上は普通のトレースの薄い尾根。それでもたくさんのマーキングがあります。


少し広めの尾根に上がって見えた前黒法師山。


反対側に黒法師岳。


主稜線に合流したらあった案内。


バラ谷の頭2010m。南側以外はすごく展望のいいピークです。


一番手前に黒法師岳、右奥の形のいい山が朝日岳、そして富士山。


なんだか有難いようなこじつけのような感じではありますが、緯度でこの場所より南に2000mを越えるピークは日本にはないのでしょう。(屋久島の宮之浦岳だってだいたい2000mじゃん・・・)


バラ谷の頭からの下りはかなり急です。青空が素晴らしかった!


降り立ったコルにあったサイン。水場の確認はしていません。


今回歩いたルート上でナンバーワンの幕営適地。黒バラ平と呼ばれる平坦地。


トレースです。というよりは鹿道でしょうか。縦横無尽にあります。たくさん会いました、鹿さんです。


黒法師岳の登り。かなり急で、両手で笹をわしづかみにして登りました。


こんな感じのシーンがしばらく続きます。こういうのは意外と好きなどMなやぶ山三ちゃんってことかな。


黒法師岳の山頂。
やってしまいました・・・ここの山頂の一等三角点柱石はとても有名です。三角点に刻まれている「+」印が「×」印になっているからです。写真を撮るのを忘れました・・・


黒法師岳から北上。ガレの縁の下りです。さすがに地面は凍ってました。


深南部の代表的な山々、丸盆岳、不動岳の奥に南アルプス南部の光岳、上河内岳、聖岳なんかが見えています。


左から大根沢山、大無間山、富士の高嶺。


黒い黒法師岳。


等高尾根下降点。この先、丸盆岳に向かう途中に、「カモシカ平」という別天地があるようですが、この日は時間切れ。帰りの山梨までのドライブを考えて下山です。


緩急織り交ぜながらどんどん下りました。尾根の傾斜のことです。樹々の根っこが露出していて、引っかからないように慎重に下ります。


丸盆岳の北の鎌ナギという崩壊地の痩せ尾根の稜線が見えました。


ヤレヤレ平という平坦地。標識は下を向いています。登ってくる登山者を意識して、ヤレヤレひと段落ですと教えてくれているわけです。僕は下っているのでヤレヤレはここから始まるわけです・・・


林道に近づくと、意外にも刈り払われていた登山道の両側です。


等高尾根が終わって林道に降り立ちました。ゲートまで6kmの林道歩き。


森林軌道があったようです。林道の途中、ガードレール代わりに森林軌道のレールが再利用されていました。その証拠写真。


南アルプスの深南部、今回の山行で把握できました。深南部に興味がある方、いつでもサポートできますのでご連絡ください!

0 件のコメント:

コメントを投稿