2016年10月18日火曜日

燕岳

どこか山に連れてって!というリクエストばかりだった方が、初めて自分で行きたい山として燕岳に行きたい!とリクエスト。こういうのは嬉しいですね。ご自分で情報集して登山にのぞむわけですから。体力があれば十分日帰り登山が可能な燕岳ですが、体力に合わせて燕山荘泊の計画にしました。天気がいいと気持ちいい!今年ベストな天気の2日間。
中房温泉の駐車場を目指して県道327号線を走ると、安曇野市がマイカー規制をしてました。駐車場が満車で、バスかタクシーで入山してくれとのこと。こういうのは良いことだと思います。僕らはタクシーで中房温泉に入りました。写真はバスを待つ登山者です。


どピーカンの中房温泉登山口。


ベタにいきます。第一ベンチ。


第二ベンチ。


第三ベンチ。


富士見ベンチ。霞んでいたけど富士山しっかり見えました。


合戦小屋。ここは宿泊出来ない不思議な小屋。名物のスイカは当然なく、うどんが売れてました。


日本で5番目に高い槍ヶ岳。これが見えると、富士山と同じように皆さん反応します。燕岳から大天井岳に向かう稜線の向こうに尖がった頂。絵になります。


2500mを越えた稜線は普通に霜柱。当然紅葉は終わっていましたが、未だ冬が来たとは言えない稜線でした。


燕山荘えんざんそう到着。


燕山荘えんざんそうと燕岳つばくろたけ。晴れた日のこの写真が撮りたかった!念願叶いました。


とりあえず山頂に向かいました。燕山荘からは30分くらいです。アップダウンが意外とあるのでそのつもりで準備していったほうが良いと思います。


途中は、何でもない花崗岩の白ザレの斜面に見えます。


同じ斜面の7月の様子です。高山植物の女王コマクサがたくさん咲く白ザレの斜面です。無神経にこの斜面に入ってはいけません。根っことして生きているコマクサがたくさんあります。登山道はロープで囲まれて誘導されていますから、人間が歩いてもいいルートはそこだけです。


燕岳山頂。たくさんの人です。餓鬼岳、唐沢岳、蓮華岳、針ノ木岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、剣岳、立山などが見えています。


燕山荘に戻ります。奥に見えているのは常念岳です。


山頂でのんびりして、燕山荘でまったりして、いろんな登山者といっぱい話しをして、夕日が沈むところです。


子供たちも親御さんとたくさん登ってました。夜になり、大人たちがいい感じに酔っぱらっているとき、1人の少年と目が合ったら一緒にトイレのスリッパの整理をしてしました。君は素晴らしい!


翌朝、だいたいの満月が沈みます。


東雲しののめってやつです。久しぶりにお目にかかりました。やっぱ天気が良いって最高だと思いました。


そして昇る太陽。


北アルプスの主要な山々にも陽が当たりはじめます。


イルカ岩と槍ヶ岳。天気が良いとこんな景色です!


燕岳山頂までの朝の散歩でした。北燕岳にも行きました。ロープが張られていたので、夏にはコマクサが凄いことになっているでしょう。3ラウンドで展開された朝食の時間。いちばん最後の6:45。


畦地梅太郎あぜちうめたろうの山男の像に挨拶して下山しました。


合戦小屋まで下ると、荷揚げ用ケーブルが動いていました。荷物はドラム缶いっこ。燃料でしょう。


ゆっくりじっくり下ると中房温泉の屋根が見えました。赤い屋根です。


第二ベンチを過ぎると、荷揚げケーブル、今度は荷下げに出会いました。段ボールが乗ってました。


素晴らしい天候のもと、燕岳をゆっくりじっくり歩いてきました。お疲れ様でした。














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