2016年9月14日水曜日

沢靴リコール

この写真は南アルプスの結構奥にあるあまり有名でもない沢です。結果は敗退、稜線まで抜けることが出来ませんでした。その山行前に沢登り用のくつ、沢靴とかウェーディングシューズとか言われるやつですが、新しいものを購入しようと思いました。底のフエルトが擦り減ってつるつるだったからです。沢登り用の靴というのは、沢の中でも滑りにくいように底全体がフエルトです。


ところが、山の道具屋さんに行っても在庫がありません。ネットで探してもサイズがありません。ニーズが高くない沢靴は元々の生産量も少ないのかな?それとももっと春先に買わないとだめなのか?などといろいろ考えましたが、沢靴なしで沢には行けないと、釣り用のウェーディングシューズを購入。届いた時はなかなかカッコいいじゃん!などと思いましたが、実際履いてみたら使えるものではありませんでした。http://fishing.shimano.co.jp/product/footwear/3753


埋め込まれたピンも効果がさほどあるとは思えませんでした。フエルト自体が荒いというか・・・


この紐、ダイアルを回すだけで強度のある特殊ステンレススチール製樹脂コーティング仕様の靴紐が素早くフィット、なんて売りらしいのですが、まじ締まらないシステム。おまけに丸いプラスチックダイヤルが、藪に引っかかって勝手にリリースされたりするのです。ほどけちゃうんです。何より、アッパー全体がふにゃふにゃで、岩や草付での足元がとても不安定でした。完全に失敗でした。


登山用の沢靴、フエルト底とアクアステルスなどのラバー底のものがあります。あらゆる沢を一つのくつで出かけるとしたらフエルト底のものを薦めます。ゴム製ラバー底はぬめりに弱いからです。滑ってしまうんです。気を取り直して丁寧にネットで探したらやっとゲットできました。


さほど難しくない沢で試しました。


山から帰って陰干ししていたら・・・フエルトが剥がれて・・・


メーカーのサイトを見てみたら、なんとリコール対象!キャラバン


電話をかけて確認したところ「2016 HC YD」というロッド番号のものが不良品のようです。送り返して何をするかといえば、フエルトソールの張替え。毎日4~5足全国から送られてくるということなので、リソールは3週間は頂きたいとのこと。丁寧な対応だと思いましたが、10月に沢に行きたいおいらのやつは果たして間に合うか?


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