2014年11月13日木曜日

団子沢山


このような山行を表現するのは、なかなか難しいです。特定のピークを目指すのならどこに行ったんだ!というふうになりますが。目的が地図読み解説というところにありました。机上講習で当たり前の解説をして、フィールドに出て当たり前の説明をする。地図読みに机上講習はいらねー!現場で地形図を見てリアルな地形と照らし合わせて、使える読図にしたい!その実践でした。

整備されてない、そんでもって登山道もなくなるというルートを歩く時のノウハウがテーマの日。
面白かったです!


太平洋沖の前線がいつまでも邪魔をして、天候不順を招いている日々・・・
これはこれで綺麗ですが・・・


低めの標高のところは、どこも枯葉でサクサクでいい感じです。


甲府のSundayさんのスタッフと読図の日  ひーちゃんはモデルさんですね!


桧尾峠  昔の仕事道を利用した登山道


桧尾峠から三角点のある高谷山までは、読図の尾根上を行く場合の注意点を指摘できるシュチュエ-ションのオンパレード!地形図が表現出来ない地形がどんどん出てきます。


今年おにゅう―の高谷山の標識

笑顔の高谷山  この方たちの笑顔は無敵です!


すごい幻想的な今日の山!どこまでも霧が漂っていてまわりが全く見えません!頼りにするのは地形図とコンパスだけの世界、山の神様の演出は凄いと思いました。


人工ホールドの様なブナの木のボッチ 


地形図とコンパスを頼りに目的地を目指します。ホワイトアウト状態の中。


ふと見上げると熊棚


地形の変化に敏感なお方!

一瞬、晴れて姿を現した櫛形山の西面


岩がルーズで、つかんだ岩全てが崩れてしまうセクション・・・


Natural!

美しかったブナの巨木


ドノコヤ峠

セルフビレーシステム


シュリンゲ60cm×2、120cm×1、カラビナ安全環付×1、ノーマル×2
重さ約300g、費用約6000円。SUNDAYさんにご相談を!



炭焼き釜

イタヤカエデとコケ


ドノコヤ峠からの下山は、読図というよりマーキングを追いかける練習みたいな感じ。マーキングも複数あり、ピンクテープ、イエローテープ、スプレーレッド・・・この芦安ファンクラブ製の鉄の標識がオリジナルラインと思われるので、見つけた時は笑顔になります。


御勅使川の流れに下りる最後は、簡易ハーネスにムンターヒッチで懸垂下降。


侵食の激しい河原をちょっと歩いて、大きな堰堤が出てきたら林道歩きです。


巨大堰堤

いかがでしょう?登山道しか登らないし・・・登山道がないところは関係ないし・・・という方!
現場での読図は、読図習得が一気に進みます。地図読みが楽しくなります。登山道がないところを歩くことによって経験値が上がります。ガイドが一緒なので安心してトライできます。

11月22日(土)の千頭星山も募集中です。ご参加お待ちしています!

今回のコースよりも読図のグレードはワンランク下です。




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