2014年8月7日木曜日

荒川赤石 千枚小屋まで

アウトドアショップ‘エルク’のガイドツアーのガイドでした。

荒川三山と赤石岳の山行はパーケージしやすいので、ちょっと細かく書いてみたいと思います。ただハイライトの2日目、3日目が悪天候で残念な山行でした。

入山は静岡の畑薙ダム手前の駐車場。そこからシャトルバスが出ています。甲府からだと4時間は見ておいた方がいいドライブです。ここのバスは特殊で、運賃を払えば乗れるというわけではありません。山小屋を中心に施設利用者の送迎という目的のバスの運行です。つまり登山基地の椹島や二軒小屋、赤石、荒川、千枚などの山小屋に泊るという前提がないとバスに乗れません。

畑薙第一ダム


椹島の様子

大倉喜八郎の記念碑

畑薙ダムあたりから北の静岡市のエリアは東海フォレストという会社の持物です。その会社を興したのが「大倉喜八郎」。彼がこの地を取得したのが明治の始め。静岡市の地図を見ると、最後は細長く間ノ岳で終わっていますが、その細長い部分は全部大倉喜八郎の所有地でした。そんな事情で、椹島をベースにし入山はちょっと特殊なのでした。


千枚岳への入り口


奥西河内の吊橋

尾根への急登

千枚岳への登山道は長いです。はじめはアップダウンがあり、「岩頭」というところは岩場


岩頭

タマゴタケ

千枚尾根は緩やかですが長いです。平行して走る林道を横切ったりします。


‘清水平’は水場


登山道の様子

蕨段

わかりにくいですが「駒鳥池」


標高2500m

この会談が出てくると千枚小屋はもうすぐです。


千枚小屋 


本館


別館「月光荘」


トイレにも近く、食堂もある本館の方が何かと便利ではありますが、到着が遅くなってしまった我々は別館に案内されました。ちょっと離れていて、坂なので辛いところではありましたが快適に眠れました。本館とトイレ



右が笊ヶ岳と布引山、そして富士山


千枚小屋の夕食




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