2018年5月19日土曜日

白馬岳募集

白馬鑓温泉から白馬岳をへて白馬池へ山行募集です。どうぞご参加ください!



日時 : 2018年7月26,27,28日(木、金、土)

集合 : 中央線「塩尻駅」  7月26日(木) 午前9:00 
     中央線「甲府駅」  午前8:09 (高尾発6:43普通列車に乗車で着きます)

7/26:9:00 塩尻駅集合=10:50 猿倉
   11:00猿倉-13:30小日向のコル-16:00白馬鑓温泉小屋(泊)
   行動時間約4時間30分 距離約6km

7/27:6:30小屋-10:00天狗平-11:00鑓ヶ岳-12:00杓子岳-14:30白馬山荘 (泊)    行動時間約7時間30分 距離約8km

7/28:6:30小屋-8:00小蓮華岳-10:00白馬大池-11:30天狗原-13:00栂池自然園
   行動時間約6時間30分 距離約9km
14:00 栂池ゴンドラ=猿倉にタクシー移動=17:00塩尻駅=18:00韮崎駅 
 
持ち物:ザック、登山靴、雨具、ヘッドランプ、帽子、水筒、ストック、手袋、防寒着、行動食、非常食、昼飯(3日分)

参加費:お一人62,000円
(ガイド料30,000円 お客様経費32,000円 経費は往復の交通費、ロープーウェー代、宿泊代)

・お申込みフォーム:こちらからどうぞ!

・催行にあたり同意書は必ず必要です。:こちらです。

・保険加入も必ず必要です。やまきふ共済会の共済をお勧めしています。:こちらです。

2018年5月18日金曜日

黒金山

乾徳山2日目。とりあえず朝一で山頂に行って、あとは鎖場を登ったり下ったり。1日目の様子。ちょっと手前から山頂の岩塊を見てみた感じです。ちょうどお1人鳳岩の鎖場を登っています。山頂に至る鳳岩の全貌を意識して見たのは初めてでした。


ひとすじの飛行機雲が気持ち良い5月の青空。


と青空を見ていたら、ヘリのローター音。この色は山梨県警のヘリのはやて。


暫く山頂周辺を飛んでいました。何かあったのでしょうか?後日の報道は何もなかった。


再び山頂。なんとも天気の良い日で、あっという間に人で溢れました。人気の山です。


せっかくのトレーニング山行なので、黒金山経由で大ダオという気持ちの良いコルに行って周回しようとなりました。笹原の鞍部が大ダオです。


乾徳山の山頂周辺は岩だらけです。鎖に梯子、慎重に歩きたいものです。


すぐに樹林帯になりアップダウンが続く登山道。ポツポツと可憐な白い花が登場となりました。


バイカオウレン 梅花黄連です。


途中のピーク、笠盛山。


樹林帯の展望は望めない稜線ではあります。ツガやトウヒの森です。それでも時々、樹高が低くなったりして見晴らしがきく場所もあります。そんな時は決まってこの葉が登場します。クロベ(別名ネズコ)です。


クロベは葉裏が白くない檜、つまり黒檜(くろべ)で、葉裏が白いシラビソ(白檜曽)を白檜(しらべ)と呼ぶのに対応しているわけです。ただ、クロベはヒノキ科ネズコ(クロベ)属で、シラビソはマツ科モミ属です。黒檜と白檜です。別名の「ネズコ」は鼠子で、製材した材がねずみ色を帯びることからの名前。手前にクロベの葉っぱが見えます。その向こうに乾徳山、そして富士山とつるし雲。
そうか!2年前の山行「黒檜山くろべいやま」は正しくクロベの木がたくさんあるからついた山名なんだ!と気が付きました。


黒金山山頂直下の分岐


山頂への最後の登り、残雪が少ない今年ですが少しだけ雪がありました。


黒金山山頂の三角点柱石と、残念な焚火の跡。


黒金山の山頂は展望が良いです。奥秩父のそれこそ一番奥深いところの大展望です。


真ん中のピークが日本百名山のひとつ、甲武信岳です。


黒金山から西のカヤトのコル、大ダオという峠。


登山口の徳和に向けて東奥山窪を下ります。沢身に下るのでこの景色をまるで「見納めのような気分で大ダオを後にします。


少し下って峠の大ダオを振り返りました。峠のたわみと青空の景色は大好きです。


マーキングされて整備された下山道ですが、圧倒的にここを通る人は少ないので、ちょっと勘も必要な東奥山窪の登山道です。


こちらに気付かず黙々と登ってきたタヌキ。こちらに気が付くと下流に逃げていきました。


沢筋にたくさん咲いていたツルネコノメソウ。


古い山仕事の道が時々登場しますが、分断されて時々歩きにくい所も出てきます。


ゲート。


下山しました。徳和の集落です。



2018年5月16日水曜日

乾徳山

夏のアルプスのテント泊縦走のトレーニングを目的に、山梨市の人気の山「乾徳山けんとくさん」に行って来ました。登山口の徳和集落から東の徳和峠に登ると、峠は堀切になっていて直接尾根に取り付くことは出来ませんが手前に立派な登山口。


道満尾根を登りましたが、ここも昔の山の仕事道。えぐれた登山道が物語っています。


途中の三角点、点名「道満」


林道をまたいで出てくる有刺鉄線は牧場だったなごり。大平高原の大平牧場。


ある程度標高を上げると山頂方面が見えてきます。国師ヶ原と呼ばれる平にいったん下ると、高原ヒュッテというトイレ付きの避難小屋があります。


国師ヶ原の四辻から5分も下ると水場があります。


月見岩 扇平のはじまりです。


道はないけど近くにある三角点、点名「乾徳山」


扇平にそ~っと張ったツエルト。


富士山はじめ、甲府盆地の東側の見晴らしがよかったです。


翌朝。


カミナリ岩と名付けられた鎖場。


登るにつれ標高があがり展望が開けます。


鳳おおとり岩と名付けられた山頂直下の鎖場。


山頂手前の岩場をうろちょろしてみたらピンクのかわいい花がたくさん。


ちょうど見頃のクモイコザクラ。コイワザクラの変種といわれる絶滅危惧種。


漢字で書くと「雲居小桜」 コイワザクラ小岩桜との違いは葉っぱの切れ込みとか毛が生えているとかということだそうですが、正直良く分かりません。̪シナノコザクラなんてのもあるようですし、なかなか難しいと思いました。


それでもかわいいピンクのお花です。湿った岩場、岩壁などで見ることが出来るというのもどこか特別な感じがします。


普通は日帰りの乾徳山です。僕らは一番乗りで狭い山頂を独占しました。


2018年5月14日月曜日

節刀ヶ岳

節刀ヶ岳は(せっとうがたけ)と読みます。1736mの山頂は甲府盆地と富士北麓を隔てる御坂山地のほぼ中央にあって、どこから見ても小さな三角錐の形のいい山頂は同定し易い山の代表格です。御坂山地を越える南北を繋ぐ峠道はたくさんありますが、御坂峠と中道往還の重要な峠道の間にあるのが大石峠です。若彦路と呼ばれる古道です。


御坂山地の魅力の一つに富士山の存在があります。富士山のすぐ北の山々なので大きな富士山の存在が迫力です。芦川の駐車場からしっかり登らされて、稜線に出て初めてどっしりした富士山に会えるという流れが好きです。古い林道を登っていよいよ登山道か、と思われたのですが、どうも古い道は崩れていて小さな尾根の道は歩きにくいものでした。


ヒゲネワチガイソウ 髭根輪違草


ほとんど終わっていて、かろうじて咲いていたカタクリ。


まだ残っていたウスバサイシンの花 薄葉細辛


古い峠道なので楽に登れると思っていたのに少し様子が違いました。標高1200mくらいの場所、今のマーキングされた登山道は昔の道とは違っていました。沢筋なので少し荒れています。あたらしめのマーキングされた尾根の道を1300mまで登ると昔の道が現れました。幅広の傾斜を殺した、馬も通っていたかもしれない立派な道です。新しい尾根道ではなく、昔の道は沢筋からこの場所に通じているようでした。


地形図の登歩道は実際とはちょっとずれています。正確ではないということです。峠手前の写真です。いよいよ富士山登場の場面、曇っていたら会えない富士山、峠に上がらないと答えは出ません。峠に着くということは尾根に上がるということです。


曇りがちではありますが富士山登場。大石峠に到着です。


御坂山地の主稜線。小さなアップダウンが続きます。


時々展望が開ける尾根です。十二ヶ岳の先に河口湖。右奥には山中湖。高低差がわかります。


南に開けた節刀ヶ岳山頂。


マメザクラと富士山。下り坂の天気予報でしたがずっと顔を出してくれていました。


富士山アップ。


炭焼き釜の跡。こういうのは主稜線にはあまりありません。だいたい集落からは遠いし通うのは容易なことではありません。普通、炭焼き釜の跡を見るのはずっと里に近いところですが、御坂山地の稜線にあったというのはちょっと驚きでした。


もっとびっくりしたのはこの写真、先ほどの炭焼き釜近くに落ちていた湯のみです。なんと「支那事変記念」と書かれていました。満州事変から支那事変、1941年12月8日の真珠湾攻撃につながる歴史が登場した稜線でした。第二次世界大戦です。支那事変が起きたのは1937年(昭和12年)、昭和20年8月までの間の短い時間の中で戦意高揚がダイレクトに伝わる湯のみです。御坂山地の稜線で炭焼きをしていた人が、おそらく毎日通うことが難したったので、簡単な小屋掛けをして稜線で暮らして炭焼きをしていた。水も運び上げなければならない稜線です。炭焼きという日常と、始まった戦争。結構得意げに使っていた湯のみだったのじゃないかな?と思いました。やはり今でも山と人の暮らしはダイレクトに通じていると思います。若彦路の古道の話がぶっ飛んでしまうような湯のみでした。


ニオイタチツボスミレ だと思います。


もう終わりのエイザンスミレ。


ちょっと変わった感じのヒメイチゲ。ちょっと違いました、ツルシロカネソウ蔓白銀草
単にシロカネソウという別名でもいいようです。 


同じルートのピストンでした。林道まで下って暫くして雨が降ってきて、最近天気予報当たるね、って会話になりました。